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社員に聞く

Voice of employees

お客様からも技術で信頼されている真面目で明るい会社

LSIソリューション事業部  ソリューション第二部 第2担当 K.Oさん

大学時代のアナログ回路研究が役立つアナログLSIの仕事

入社して4年間、アナログLSI開発業務に携わってきました。
アナログ回路設計、レイアウト業務を経験し、その後SRAMマクロ開発業務を担当しました。17年4月からはタッチディスプレイやタッチパネルを動かすための実機評価に携わっています。

大学時代、卒業研究で超音波モーターを使ったダイレクトドライブ型の低音スピーカー開発に取り組みました。
駆動させるためのアナログ回路の設計は企業の方と共同で行ったので、要求レベルが現在の業務と同じくらい高く、とても勉強になりました。アナログ回路は、前日には動いていたのに、次の日動かなくなるなど予期せぬ不具合が発生することがあるので、経験がものを言う世界です。そういった点では学生時代の研究が現在の業務に大いに役立っています。

K.Oさん 写真1

やりがいを感じるのは自分の提案で性能が向上した時

業務で実機を触ることができるのはとても楽しいです。
信号の数値を見て、こう変えればもっと性能が向上するのではないかと提案し、その通りになった時などに大きなやりがいを感じます。自分の理論が合っていた、予想が的中していたことでうれしくなります。用途は違えど、アナログ回路の考え方自体は似ていて、電源にノイズが入る時はラインにコンデンサーを入れてノイズ対策をするなどの共通点があります。このあたりにも学生時代に学んだノウハウが生きています。
とはいえ、何度試しても性能が上がらず、この問題は本当に解決するのだろうかと不安になることもあります。特に今担当している磁界を使ったディスプレイは、外部環境の影響を受けやすいので、特に難しい問題に直面することが多いです。その分、色々と対策案を試し、解決した時の達成感は格別です。

仕事で心がけているのは優先順位をつけることと線引きをすることの2つです。
問題の解決を簡単にあきらめてはいけませんが、逆に執着しすぎると納期に間に合わなくなります。そこである一線を決めて、そこまで開発が進んだら、お客様にデータを出して、一緒に検討していただくようにしています。また、今の仕事は、通常の業務の他に取引先での製品のデモンストレーションが入るので、そういう時には臨機応変に、優先順位をつけてやりくりしています。

K.Oさん 写真2

上下関係が緩やかで、明るく生き生きとした職場でスキルアップできる

当社の研修プログラムは社外での技術研修の他に、社内研修も多くのプログラムがあり、とても充実しています。
社内研修で特に参考になるのはプロジェクトマネジメント研修です。大学での研究では技術力は身に付きましたが、組織の中で仕事をすることは意識していませんでした。プロジェクトマネジメント研修では、工数の見積もりなどプロジェクト管理の方法も身に付けることができます。

東芝情報システムに入社を決めたのはアナログLSIの開発ができるからです。東芝グループという大きな組織の中で、アナログLSI開発に関わることができるのはとても楽しみでした。実際に入社してみると、上下関係が緩やかで、フランクな雰囲気で明るい職場でした。職場の雰囲気が良いのはもちろんのこと、とにかく技術に真面目な会社で、お客様からもその技術力で信頼されており、とても楽しく仕事ができています。

就職活動をしている学生の皆さんには、どんなことでもよいので、後で後悔しないように、全力で取り組んでほしいです。自分はハードウェアをやってきたのでソフトウェアは分からないなどと考えずに、大胆に挑戦することが大切だと思います。

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