若手社員に聞く

LSIの評価解析を担当しています。現在は完成した半導体製品の良品・不良品を選別するテストプログラムの作成を行っています。出荷製品の歩留まりを向上させるための、とても重要な役割を担っています。

運命の出会い

教師を目指し数物科学を専攻しましたが、教育実習を終えると「もしかして教員、向いていない？」と気づいてしまいました。進路に迷いが生まれ、大学の就職課を訪問したところその日に開催される当社の説明会を勧められました。運命というか、絶妙なタイミングでした。これまで学んできたこととは違う、IT系の会社でしたが、採用担当の方のお話も楽しくて、思い切って飛び込みました。

「解析」というのが入社のキーワード

私が専攻していた数学と関係がないと思っていた業種ですが、専門としていた確率解析と、当社の評価解析の「解析」というワードが重なって・・・何をするのかとても気になりました。そして説明会に参加して、この会社なら半導体の知識がなくてもしっかりと教育してくれる、学ぶ環境が整っていると直感し入社を決めました。

伝えることの大切さ

異業種ということで不安もありましたが、当社に入社して良かったと感じています。周りの方々がしっかりとサポートしてくださいます。高い技術力を持った方ばかりですので、とても勉強になっています。質問をするときは、分からないなりにも、ある程度自分の考えや理解できていることを整理してから聞くようにしています。人に「伝える」ということは、大事だけれども難しいと思っていますので、相手の立場に立った丁寧な話し方ができるようにと心掛けています。

製品の全体像と当社の関わり

最初の頃は、自分が担当している業務を覚えるだけで精一杯で、他の部門でどのようなことをやっているのか、なかなか知る機会がありませんでした。半導体の製造工程のすべてと、その工程で当社がどのように関わっているのかを学べる研修がありました。全体の流れを知ることができたのはとても大きかったです。そして当社の重要性を再確認でき、とても誇らしく感じました。

学ぶ側から教える側へ

メンターや先輩に何かとお世話になっていますので、まずはその方たちの負担を減らせるように成長したいです。ただ、いろいろなことを知れば知るほど、また次の「分からないこと」が生まれてきます。それらをしっかりと吸収し、学ぶ側から教える側へ変わっていきたいです。「あの人に聞けば大丈夫、間違いない！」と言われるような技術者を目指します。