バッテリマネージメントシステム開発
モデルライブラリ(バッテリモデル /BMSモデル)活用で
開発効率が大幅に向上
バッテリマネージメントシステム(BMS)は、バッテリの能力を活かし、かつ安全性を保つために必要な制御システムです。
具体的には、セルごとの電圧、温度情報を取得し、監視、分析、フィードバック制御などを行います。複数個のセルが組み合わさったバッテリ制御の開発においては、従来の設計、検証手法では開発効率の点で課題が多くあります。設計段階において仕様の妥当性を検証が可能なモデルベース開発を導入することで、効率的なBMS開発が可能となります。
当社は、長年のモデルベース開発で培った経験をもとに、バッテリマネージメントシステム開発をご支援いたします。
バッテリモデルの提供
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当社のバッテリモデルに、使用するセルの特性データを組込み提供
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バッテリモデルを実測データに合わせこむことも可能
BMSモデルの提供
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当社のBMSモデルを活用し、「動く仕様書」を作成
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MILS環境を構築し、仕様の妥当性を確認
MILS環境の構築
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当社のバッテリモデル/BMSモデルを活用し、PC上でバッテリ/BMSの振る舞いを可視化。
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仕様の妥当性を確認。
RCP環境の構築
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当社製リアルタイムシミュレータ(M-RADSHIPS)にBMSモデルを搭載
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実車へそのまま搭載し、テスト走行が可能
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BMS基板が無い開発初期において、制御仕様のフィージビリティを確認。早期に実機に近い検証が可能
HILS環境の構築
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当社製リアルタイムシミュレータ(M-RADSHIPS)にBMSモデルを搭載
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実機(バッテリ本体)と結合するシステム検査前に、本環境でソフトウェアの結合検査を実施
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実機を使っての検査ができない異常検査含め、検査項目を網羅することができる
モデルベース開発を活用するメリット
BMS開発の課題をモデルベース開発を活用して解決
- セルの数が多いため、手作業での検証では非常に手間がかかる
それなら! HILS上でテストシナリオを流すことで、自動検査が可能
- フィードバック制御は単純な治具では検証できない
それなら! HILSはリアルタイム/リアル信号でシミュレートできるため、フィードバック制御が可能
- 検証したいバッテリ状態を作る充放電を繰り返す必要があるが、実機で行うと時間が大幅にかかってしまう
それなら! 設定データの変更のみで即材に検証したい状態を作成可能
- バッテリの定格電圧は数百Vであるため、実機の取り扱いが難しい
それなら! シミュレータにより、何百Vであっても机上で検証が可能
- モデルベース開発への移行を検討するための概要資料
- 講演資料「モデルベース開発の"かしこい"導入法」
- M-RADSHIPS概要資料
などの資料請求ができます。
デモや導入相談・レンタル相談も承っております。