Bluetooth認証の必要性とSIG認証のための工数・費用の削減する方法とは?
Bluetooth認証(SIG認証)とは?
「Bluetooth対応」と表記するために必要
Bluetooth認証(以下、SIG認証)とは、開発している製品が「Bluetooth対応製品」であることを表記するために必要な認証です。この認証を取得しなければ、Bluetooth対応製品であることを製品に表記することや、Bluetoothマークを使うこともできません。
そのため、Bluetoothを使った製品を開発して販売する際には、必ず、Bluetooth認証が必要になります。BlueZ などフリーのBluetoothスタックを活用して開発した場合は必須です。
※BlueZ とは、Linux で活用されている標準的なフリーの Bluetoothスタックです。"ブルーゼット"、"ブルズ"などと呼ばれています。Linux 2.4.6から正式採用となりました。
Bluetooth認証(SIG認証)の 3つの課題
- BlueZ などのフリーソフトを利用して開発している
- これから Bluetooth開発をしたい
Bluetooth開発で次の課題でお困りではありませんか?
1. 時間・費用がかかる
Bluetoothの開発では、プロファイル・プロトコルを複数利用しますが、それぞれに対し、テストして認証を取る必要があります。テスト環境の構築からテストプログラムの開発・テストの実行に工数が必要になり、その結果、最短でも3ヶ月程度はかかります。
またテストの実行には、PTS ( Profile Tuning Suite )の購入も必要となります。
2. SIG認証を支援してくれる会社
が見つからない
BlueZ でBluetooth製品を開発したが、SIG認証のノウハウがありません。SIG認証取得を支援してくれる会社がなかなか見つからず困っています。このままでは、製品リリースが遅れてしまうことも考えられます。
3. Bluetoothの
専門知識が必須
認証を取得するためには、プロファイル・プロトコルの仕様に関するより専門的な知識が必要になります。開発はできても、認証テストを行うことが困難になることがあります。複数のプロファイル・プロトコルが存在するため、ノウハウ不足が大きな課題になっています。
3つの課題を解決する2つの選択肢
3つの課題を解決するには、2つの選択肢があります。
Bluetooth認証(SIG認証)取得の支援ができるところに相談する
Bluetooth認証(SIG認証)取得済み Bluetoothスタックを採用する
当社では、ご事情にあわせて最適な方法をご提案しています。SIG認証でお困りの場合は、当社までご相談ください。
解決策1 Bluetooth認証(SIG認証)取得の支援ができるところに相談する
高い技術力をもつ専門チーム が SIG認証 を支援
BlueZ などのフリーソフトを利用して開発している、これから Bluetoothの開発をしたいとご検討中のお客様向けに Bluetooth認証の支援をおこなっています。
当社では国内の高い技術力をもった Bluetooth専門チームがSIG認証取得を支援します。BlueZ などを活用して開発された Bluetooth製品を対象に、SIG認証取得まで技術的支援も行います。
解決策2 Bluetooth認証(SIG認証)取得済み Bluetoothスタックを採用する
認証取得済み Bluetoothスタック を利用すれば 登録のみで OK!
オープンソースなどを利用したスクラッチ開発では、SIG認証のための認証試験に膨大な時間・工数・費用がかかります。SIG認証取得済み Bluetoothスタックを利用することで、面倒なSIG認証のためのテストなどを省くことができます。
Bluetooth認証取得の大まかな流れ
※スクラッチ開発、認証済みスタックを使用する場合のどちらでも、認証のための登録料は必要になります。
時間とコストの比較
認証にかかる時間の比較 「NetNucleus Bluetooth」/ SIG認証取得
「NetNucleus Bluetooth」で開発した場合と、SIG認証取得のためのテストを実施した場合でのSIG認証にかかる時間の比較
「NetNucleus Bluetooth」で開発すれば、SIG認証は登録作業だけです。
面倒な認証のためのテストなどは必要ありません。
開発費用の比較(認証・登録まで) 「NetNucleus Bluetooth」/ BlueZなどのフリーソフト
「NetNucleus Bluetooth」で開発した場合と、BlueZなどのフリーソフトを利用した場合での開発費用の比較
開発後の費用(認証・登録後) 「NetNucleus Bluetooth」/ BlueZなどのフリーソフト
「NetNucleus Bluetooth」で開発した場合と、BlueZなどのフリーソフトを利用した場合での開発後にかかる費用の比較
※上のグラフは、いずれも時間と費用の大まかな目安です。開発規模、製品出荷台数によって変動します。
SIG認証済み 「NetNucleus Bluetooth」を活用する方が工数を大幅に削減できます。今後のBluetooth開発を効率化し製品の上市サイクルを早めるためにも、NetNucleus Bluetoothの活用をご検討ください。
ただし、出荷台数によりSIG認証取得支援サービスの方がコスト削減できることもあります。
Bluetoothアプリケーションの開発工数を短縮する「NetNucleus® Bluetooth®」などの資料を無料でお送りしています。
導入相談などお気軽にお問い合わせください。
- 成長期に突入したBluetooth®開発における課題を解決し
最先端の通信技術でビジネスにイノベーションを起こす - 陥りやすいBluetooth開発の7つの落とし穴
- Bluetoothアプリ開発の工数増大や相互接続の技術的課題を解決する方法
- NetNucleus Bluetooth のリーフレット