無線通信(Bluetoothソフトウェアスタック)ミドルウェア
Bluetoothの企画立案より参画している東芝の知見を活かし、高品質なBluetoothソフトウェアスタックとエンジニアリングサービスを提供します。
当社のBluetoothソフトウェアスタックは機能ごとに規格化されたBluetoothプロファイルに対応した組込み製品向けソフトウェアです。ハンズフリーなどで使われるBluetooth Classic、ウェアラブルデバイスなどで使われる低消費電力のBluetooth Low Energyどちらにも対応しています。組込み製品に用いられるCPU、OS、メモリリソースに対応しカスタマイズします。Bluetooth規格の立ち上げの段階から参画した知見や長年の実績に基づいた高い品質を誇ります。

特長
相互接続性を保証するBluetoothロゴ認証※を取得したソフトウェアをカスタムセットとして提供
アプリケーション向けインターフェースの提供、あるいはアプリケーションの開発
仕様検討、試作、対象機器との接続性検証などのサービスを提供
※Bluetoothロゴ認証:Bluetoothインタフェースを製品に実装する際は,Bluetoothの標準化機関からロゴ認定が必要
導入事例
優れた相互接続性を持つBluetoothソフトウェアスタックを車載機器へ実装
Bluetoothソフトウェアスタックを車載機器へ実装し、対向機器との接続検証を実施しました。Bluetooth搭載カーナビの上で動作し、スマートフォンと無線通信を行うことで、電話帳の転送や、ハンズフリーでの通話ができたり、メール送受信ができます。スマートフォンで再生した音楽をカーナビを通して車内のスピーカーから聴くこともできます。
車載機器への導入事例のほかに、事務機器、医療機器など様々な分野への搭載実績があります。

導入前の課題
既存アプリケーションに合わせてBluetoothスタックを改造したいが、改造スタックの開発が困難
海外ベンダや、スタックを開発していないベンダのサポートはレスポンスが遅い
自社製品と多種多様な他社製機器を接続した時、問題が発生
導入後の効果
アプリケーションに適したBluetoothスタックの導入が可能
エンジニアリングサービスをベースに開発フェーズから量産フェーズまで幅広く、かつ迅速なサポートを得られる
Bluetooth ClassicとBluetooth Low Energy両方についての開発/利用実績を元に、対向機器(通信する相手機器)との検証及び実装の支援が得られる