MTP(Media Transfer Protocol)対応ソフトウェア
「MatrixQuestMTP」は、WMP(Windows Media Player)で採用されているMTP(Media Transfer Protocol)を容易に実装するためのプロトコルスタック層のミドルウェアです。ホスト(Initiator)側、ファンクション(Responder)側の双方に対応しています。さらにWMDRM(Windows Media Digital Right Management)にも対応しているので、マスストレージクラスと異なり、コンテンツの保護を行うことができます。
MatrixQuestMTP 特長
- Microsoft MTP Enhanced準拠、PTPの上位互換
- Initiator(ホスト)側、Responder(ファンクション)側の双方のモジュールを用意
- WMDRMも合わせて提供可能(オプション、特記事項ご参照)
- 各種オブジェクトプロパティ、デバイスプロパティに対応
- Responder側:携帯電話、ポータブルメディアプレーヤー向け
- PlaysForSure(マイクロソフトのロゴ認証試験プログラム)で動作確認済み
- Initiator側:カーナビ、カーオーディオ、コンポ、ビデオ向け
- Responder側よりのストリーミング転送対応
- ファイルシステムと同等のIFで使用可能
製品仕様
提供形態
- 使用許諾
ソースコードでご提供します。
ターゲットロイヤリティが必要となります。 - Initiator側とResponder側は別製品となります。
提供物
- ソースコード
- ユーザーズマニュアル
- リファレンスマニュアル
特記事項
- WMDRM(オプション)は、マイクロソフト社のライセンシーに限り、オブジェクトコードで提供可能です。
※WMDRMはMicrosoft社の製品です。
動作確認OS
MatrixQuestMTP は、以下のOS上動作検証を行っています。OS非依存に設計されていますので、以下に記載されていないOSへの対応や実績についてはお問い合わせ下さい。
- Responder側
- µITRON
- Linux
- Initiator側
- µITRON
- Tornado/VxWorks
MatrixQuest シリーズ 関連製品
MatrixQuestUSB/host
(USBのホスト機能を実現するためのソフトウェアです)
MatrixQuestUSB/func
(USBのファンクション機能を実現するためのソフトウェアです)