東芝情報システム株式会社

熱・漏水・乾燥 非接触検知システム「VisilantEye®

熱・漏水・乾燥の検知は、VisilantEye

VisilantEye(ビジラントアイ)は、当社のエレクトロニクス技術とソフトウェア技術を融合させた、施設・設備見守りセンサーです。サーマルセンサーと当社独自に開発した熱データ解析ソフトウェアにより、工場・製造現場や装置の異常温度、装置・配管から床面への漏液を非接触で検知します。また対象物に触れることなく乾燥検知ができるため、生産効率向上や品質向上、省エネ等に寄与します。

工場や製造現場における熱・漏水・乾燥を非接触で検知する「VisilantEye」紹介動画

工場・製造現場における熱や漏水の異常対策、乾燥工程の管理は十分ですか?

  • 熱や温度異常で機械が停止する...

    熱電対、放射温度計、サーモカメラなどは人手がかかるし設置が面倒...

  • 配管から漏水する...

    テープ型やスポット型の漏水検知センサーはメンテナンスが大変...

  • 乾燥不足で納品できない...

    乾燥時間で管理したり触って確認したりと、安定した乾燥判定方法がない...

熱・漏水・乾燥を非接触で検知。1台3役のVisilantEyeで工場・製造現場の課題を解決!

熱・温度異常の見守り対策に「温度検知モード」

低温異常、高温異常を検知

ロボットや産業機器、モーターなど、製造現場の設備では温度異常(過熱・冷えすぎ)が設備故障や安全リスクにつながることがあります。温度管理の手段としては、熱電対や放射温度計、サーモカメラなどが一般的に用いられていますが、測定ポイントごとの設置や配線、定期的な確認作業が必要となり、人手や手間がかかるという課題があります。
VisilantEyeの温度検知機能は、こうした現場の作業負荷を抑えるために、設備に触れることなく非接触で温度の異常を検知・お知らせします。監視したいエリアに向けて設置するだけで、温度の変化を見守り、異常を検知すると本体LEDの点滅でお知らせします。人が常に測定や巡回を行わなくても、VisilantEyeが温度状態を見守ります。
検知温度の設定範囲は-30℃~250℃と幅広く、検知エリア内の設定温度逸脱を捉える「温度範囲外検知モード」、平常時からの変化を捉える「温度変化検知モード」、監視対象温度が所定範囲に維持されていることを見守る「高温維持監視モード」「低温維持監視モード」と、用途に応じた4つの検知モードに対応しています。VisilantEyeは、温度監視を点ではなく面で行うことで、製造現場の安全性向上とメンテナンス効率向上に貢献します。

※検知温度の精度は、対象物の材質や大きさ、検知距離により変動します。

温度範囲外検知モードのアラート例

①温度範囲外検知モード

指定した温度の範囲外の温度を検知。検知範囲の一部が、設定温度範囲を逸脱するとアラートします。

温度変化検知モードのアラート例

②温度変化検知モード

現在の温度から相対的に変化した温度を検知。検知範囲の一部が、検知開始時から温度変化範囲を超えるとアラートします。

高温維持監視モードのアラート例

③高温維持監視モード

高温部の温度が、設定した下限/上限の温度範囲外になるとアラートします。

低温維持監視モードのアラート例

④低温維持監視モード

低温部の温度が、設定した下限/上限の温度範囲外になるとアラートします。

本動画では、VisilantEyeの温度検知機能について、実際の利用シーンを交えてご紹介します。
設備の過熱や温度異常を非接触で検知し、異常時には本体LEDでお知らせする様子を確認いただけます。

漏水の見守り対策に「漏水検知モード」

配管や機器からの漏水を検知

工場や設備現場の漏水は、気づいたときには床面に広がっていることも多く、初動が遅れやすい異常のひとつです。さらに、漏水が続くと機械設備のトラブル要因になり得るだけでなく、現場の安全確保や環境面への配慮、保全負荷の増大など、影響が広がりやすい点も見逃せません。
VisilantEyeは、こうした漏水リスクに対して「いち早く気づける仕組み」を現場に提供する、非接触の見守りセンサーです。
従来のスポット型・テープ型の漏水検知では、漏水場所にセンサーが触れないと検知できないことが課題となることが多く、設置の手間や定期的なメンテナンスも必要でした。VisilantEyeはこの点に着目し、床面に現れた温水・冷水の漏水を、離れた場所から非接触で検知します。
検知時には本体LEDを点滅させることで漏水を知らせ、工場の安全性向上やメンテナンス効率向上に寄与します。

漏水検知モードのアラート例

温水または冷水の床面漏水を、離れた場所から非接触で検知可能です。漏水を検知するとアラートが発生します。

※すべての液種を検知できる保証はありません。
※常温環境以外での漏水検知はできません。
※検知範囲に顕著な温度変化が生じる場所では漏水検知できません。

本動画では、VisilantEyeの漏水検知機能による見守りイメージをご紹介します。
床面の温水・冷水漏水を、センサーが触れることなく離れた場所から検知し、異常を知らせる動作を確認できます。

製品や部材の乾燥具合を判断「乾燥検知モード」

対象物の乾き具合を検知

製品や部材の乾燥工程は時間で管理しているケースが多く、実際の乾き具合は作業者の経験や勘に委ねられていることも少なくありません。そのため、乾燥不足による品質不良や、乾燥後も乾燥装置を余剰運転していたり、無駄な乾燥工程時間を発生させているといった課題があります。
VisilantEyeの乾燥検知機能は、こうした課題に対し、時間や感覚に頼らず、乾き具合を把握する手段を現場に提供します。対象物に触れることなく乾燥状態を検知し、乾き具合を"見える化"することで、乾燥工程の判断をサポートします。
乾燥を検知すると本体LEDが点滅して知らせるため、作業者が都度現場に出向いて確認することなく、離れた場所から乾燥状態を把握する運用が可能です。
また、乾燥状態を可視化することで、乾燥不足による品質不良の防止に加え、乾いているにもかかわらず乾燥運転を続けてしまうといった無駄の抑制にもつながります。VisilantEyeの乾燥検知機能は、乾燥工程の判断を属人化させず、品質の安定化、工程効率の向上、省エネルギーに寄与します。

乾燥検知モードのアラート例

※本機から見えない部分の乾燥検知はできません。
※環境温度が15℃以下や極端な高温環境では乾燥検知できません。
※周囲に複雑な温度分布が存在すると、正確に乾燥検知できない場合があります。

本動画では、VisilantEyeの乾燥検知機能が、乾き具合をどのように見える化するのかをご紹介します。
含水率を質量で測る従来手法とは異なり、対象物に触れずに乾燥状態を検知する様子を確認いただけます。

熱・漏水・乾燥 非接触検知システム「VisilantEye」の設置は簡単!

検知範囲が見えるところに設置するだけ。VisilantEyeが赤外線熱画像を独自のアルゴリズムで解析して検知します。

赤外線アイレンサ位置と検知範囲イメージ
熱(低温/高温)、漏水、乾燥を検知すると表示パネルにアラート表示し、本体LEDが点滅します。
検知通知端子に積層型LED信号灯やPLC等を接続すれば、外部機器に通知できます。

熱・漏水・乾燥を検知する「VisilantEye」を利用したお客様の声

  • (製造業/設備保全担当者様)

    温度の確認のために、毎日現場を巡回していましたが、
    何も起きていないことを確認する作業が減り、業務効率が向上しています。

  • (製造業/工場管理担当者様)

    大がかりな工事が不要で、小型のため設置場所にも困りませんでした。
    稼働中の設備にも後付けでき、短期間で運用を開始できました。

  • (製造業/現場責任者様)

    異常時のみ知らせてくれる仕組みが現場運用にちょうど良いと感じています。
    シンプルに使える点も評価しています。

「非接触で工場・ 製造現場の"異常"を見守る、手のひらサイズの VisilantEye」をご紹介

LSIソリューション事業部 永田 真一
LSIソリューション事業部 永田 真一

VisilantEyeの開発は、もともと乾燥状態を効率よく見守れないかという課題意識から始まりました。過去に開発した衣類に挟んで乾燥を検知する製品は、家庭用途では評価された一方、リネンサプライ工場などの大量処理現場では、手間の面で実用性に課題がありました。そこで「カメラのように設置するだけで、非接触で乾燥状態を把握できる仕組み」を目指したことが、VisilantEye誕生のきっかけです。検証を進める中で、濡れた物体が乾く際に生じる気化熱による表面温度変化が、サーマルセンサーで明確に捉えられることが分かりました。この発見により、乾燥検知だけでなく、対象物の表面温度そのものの把握、さらには温度分布の変化を利用した漏水検知へと機能が広がっていきました。VisilantEyeは、IRアレイセンサーを用いて対象物の放射熱=表面温度を測定します。一般的な温度計が空気温度を測るのに対し、VisilantEyeは設備・床面・物体そのものの温度を捉える点が特長です。

基準となる温度状態を記憶し、その後の温度変化や分布の違いを解析することで、乾燥・漏水・温度異常を自動的に判定します。

VisilantEyeは、手のひらサイズ・軽量で、市販の三脚などを使って既存設備にも後付け可能。USB給電で動作し、設置後はほとんどメンテナンスが不要です。

「貼り替え」「点検」「付きっきりの監視」といった従来の負担を減らし、設置するだけで常時見守る運用を実現します。

VisilantEye高温アラートイメージ
VisilantEye漏水検知イメージ

【Digital Wave】「非接触で製造現場の"異常"を見守る、手のひらサイズの VisilantEye」 詳しくはこちら

熱・漏水・乾燥 非接触検知システム「VisilantEye」製品仕様

計測温度範囲 -30℃~250℃ 検知範囲 水平55° 垂直35°
検知距離※ 温度監視~10m
漏水検知~3m
乾燥検知~5m
電源 USB Type-C
5V 1A以上の市販USB電源アダプタを使用
大きさ・重さ 79mm×63mm×48mm・78グラム 本体使用環境 温度0℃~50℃ 湿度20~80%(結露しないこと)
外部端子① 外部機器通知用接点(オープンドレイン出力)DC24V max 外部端子② インピーダンス計測による接触乾燥検知用
防塵防滴 なし 防爆 なし

※検知距離は目安です。対象物の大きさや材質、周囲環境との温度差により変化します。
◇消防法その他関連法令に基づく検知器・報知器ではありません。
◇日本国内専用です。国外ではご使用いただけません。また国外への持ち出しはできません。

熱・漏水・乾燥 非接触検知システム「VisilantEye」よくある質問

ネットワーク接続は必要ですか?

ネットワーク接続は不要です。検知は本体内で完結します。

電源は?工事は必要ですか?

USB Type‑C給電で動作します。

暗い場所でも使えますか?

サーマルセンシングのため、環境光がない暗い場所でも使用できます。

漏水はどんな液体でも検知できますか?

水以外の液体にも対応可能です。

熱・漏水・乾燥 非接触検知システム「VisilantEye」の資料請求

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VisilantEye 概要資料

VisilantEye 概要資料

熱・漏水・乾燥 非接触検知システム「VisilantEye」のご紹介資料です。

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