東芝情報システム株式会社

ハードウェアトロイ検出ツール 「HTfinder」

半導体回路に隠された不審な「ハードウェアトロイ」を素早く検出
ツールの画面に危険な回路として表示

近年、ICチップの一部に悪意のある回路として組み込まれた"ハードウェアトロイ"の脅威が深刻化しています。ハードウェアトロイは、ICチップに不正な機能を付加し、利用者が想定していない動作を引き起こします。
当社は早稲田大学と共同で、回路設計工程で組み込まれるハードウェアトロイの検出ツールを開発しました。

総務省は、2020年にIoTデバイスの数が世界で400億個を超えると予測しており、私たちの生活がどんどん便利になっていく反面、情報通信のセキュリティ対策強化が急務となっています。今までウイルスはソフトウェアだけのものと思い込んでいた私たちの常識は、もはや通用しません。IoT時代を迎えている今、ハードウェアにおいてもICチップの誤動作や故障、システムのシャットダウン、大切な情報の流出、ウイルスの拡散など、さまざまな被害が多方面に及ぶ可能性があります。

身近に起こりうるハードウェアトロイの脅威
身近に起こりうるハードウェアトロイの脅威

ハードウェアトロイの検出手法は、回路の構造からいくつかのハードウェアトロイらしい特徴を見つけ出し(弱識別)、それをスコアリングする(強識別)ことで、総合的にハードウェアトロイかどうかの判断をしていきます。当社はハードウェアトロイの標準ベンチマークである「Trust-HUB」が公開しているデータの調査も行いながら、実際の回路相当のゲートネットで検出できるかどうかを確認することでHTfinderの検出精度向上を図りました。

ハードウェアトロイ

HTfinder 実行画面

HTfinder 実行画面
HTfinderによるハードウェアトロイの検出例

※ツールの画面は開発中のものであり、変更される場合があります。

ほとんどのハードウェアトロイは、特定の信号が入力されたときにのみ動作するよう設計されているので、ICチップの回路動作確認時に検出することはとても困難です。当社は、半導体メーカー様が安心して委託先に設計を依頼できる環境や、エンドユーザー様が安心して製品を使えるよう、早急に半導体開発におけるハードウェアトロイの検証環境を整えていく必要があると考えています。

現在当社では、HTfinderによるハードウェアトロイ検出サービスをご提供しています。ぜひこの機会に当社サービスの利用をご検討ください。

特長

  • 半導体回路にある、悪用されそうな回路も判別
  • 早稲田大学の戸川研究室と技術連携
    同研究室の「ハードウェアトロイ検出手法」を適用

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