東芝情報システム株式会社

東芝情報システム、AI技術を活用した 波形特性評価アシストツール「Waveform insight®」を発表

2026年06月19日

東芝情報システム株式会社

東芝情報システム、AI技術を活用した
波形特性評価アシストツール「Waveform insight®」を発表

― 異常波形の原因説明と対応方法をアシスト。評価業務の効率化と品質向上を実現 ―

東芝情報システム株式会社(本社:神奈川県川崎市、取締役社長:根本 健、以下「東芝情報システム」)は、オシロスコープなどで取得した波形データに対し、異常波形の「原因説明」と、異常状態を解消するための「対応方法」をAIでアシストする波形特性評価アシストツール「Waveform insight®(ウェーブフォーム インサイト)」を発表しました。本ツールは、計測した波形データの「合否判定」から「異常状態の原因説明」、「解決策の提示」までを一貫して支援し、電子部品の開発・評価業務における効率化と品質向上に貢献します。

製品の概要

Waveform insightは、波形データに対してAI技術を適用し、異常波形の原因候補と、その異常を解消するための対応方法を出力するAIツールです。LSIや電子機器の評価現場では、波形の合否判定後に原因分析や対応方法の検討が必要であり、これらの作業は高度な専門知識を要します。このような異常を解決するノウハウは個人の能力に依存しやすく、評価品質のばらつきや技術継承の難しさが課題となっていました。
Waveform insightは、過去の波形データおよび異常時の原因や対応履歴をAIに学習させることで、異常発生時にその知見を活用した説明を提供し、評価業務の高度化を実現します。本製品は画像データおよび数値データの両方に対応しており、オシロスコープ以外の波形データにも適用可能です。

Waveformシリーズ

東芝情報システムの販売するWaveformシリーズには、以下の2モデルがあります。

Waveform シリーズ ラインナップ

Waveform insightは、「判定結果を見るツール」から、「判定・説明・助言まで行う判断支援ツール」へと進化

Waveform insightのシステム構成

異常波形の説明例

主な特長

AIによる波形特性の説明

Waveform meisterとスムースに連携。波形を判定し、AIが波形特性を説明

原因説明と対応方法のアシスト

異常波形に対し、Waveform insightが複数の原因候補を提示。対応方法まで支援

既存システムへの組込み

本プログラムを既存のシステムに組込むことで、測定から説明までの自動テストを実現

複数のデータに対応

オシロスコープ以外の波形データ(画像データ)や数値データにも対応

利用可能な用途

想定されるユースケース

LSI開発、電子機器開発、基板開発
  • アナログ評価(AC波形の評価、電源特性評価など)
  • ロジック評価(タイミングチェック、高速インターフェースの波形品質チェックなど)
  • 説明内容を確認することで技術者教育に活用
  • 開発時に生成したAIの波形説明判定モデルを量産試験で活用
  • 設計時のシミュレーション波形の解析
  • スペクトル波形の特性解析
異常検知
  • センサデータの異常検知(振動、圧力、電流、温度など)
  • 異常ノイズのチェック(スパイクノイズなど)
顧客ツールへの組み込み
  • 波形ビューワーソフトへの実装
  • テストシステムへの実装
  • データ監視システムへの実装

【展示会出展情報】

東芝情報システムは、2026年7月1日(水)~3日(金)、東京ビッグサイトで開催される第38回ものづくりワールド東京」 にWaveform insightを出展し、動作デモを行う予定です。

第38回ものづくりワールド東京 計測・検査・センサ展 開催概要

会期 2026年7月1日(水)~3日(金)
開催時間 10:00-17:00
会場 東京ビッグサイト 南ホール
東芝情報システムブース(小間番号 S1-40)

本件に関する報道関係からのお問い合わせ先

東芝情報システム株式会社 技術統括部 広報担当
電話番号:080-9466-7524  E-mail:TJinfoweb@ml.toshiba.co.jp

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