授業での活用を目的とした analogram® トレーニングキット の販売を開始
2019年03月25日
東芝情報システム株式会社
東芝情報システム株式会社、授業での活用を目的とした
analogram® トレーニングキットの販売を開始
~有明高専とアナログ回路の学習を効率的に行えるスタートブックを共同開発~
東芝情報システム株式会社(本社: 川崎市川崎区、取締役社長:伊藤 壮介)は、有明工業高等専門学校(福岡県大牟田市、校長:高橋 薫)と電子回路(アナログ回路)の授業で、学習を効率的に行える スタートブック(授業向けテキスト)を共同開発し、2019年4月よりanalogram トレーニングキットの販売を開始します。
analogram トレーニングキットは、東芝情報システムが開発したIC 「analogram」を利用したアナログ回路学習のトレーニングキットです。「analogram」は、ユーザーがパソコン上の専用ツールで設計した回路情報を専用ボードで書き込み、瞬時に何度でも所望のアナログ回路をIC上に構成することができるプログラマブルデバイスです。

本製品はanalogram(IC)、回路書き込み/評価ボード、専用ソフトウェア(プログラミングツール)、専用テキスト(回路事例集)、スタートブック(授業向けテキスト)の5つがセットになっており、すぐに学習を開始することができます。
アナログ回路の学習なら「analogramトレーニングキット」
今までのアナログ回路の授業では、回路を設計したあとにブレッドボードや基板に部品を実装し、回路の特性を計測するのが一般的でした。この方法では部品の準備や実装、回路の組み換えに時間がかかっていましたが、本製品を利用ですることでハンダ付け等の実装時間を省略でき、効率的に学習を進めることができます。また、実際の半導体を意識した知識の修得、一般的に時間がかかるといわれているアナログ回路技術者育成の課題解決に寄与します。

このたび当社は、有明工業高等専門学校 創造工学科の石川洋平准教授、清水暁生准教授と授業で使いやすいテキストを共同開発。analogram トレーニングキットにスタートブックを添付し販売をいたします。
analogram トレーニングキットのスタートブックには、以下のような特長があります。
- 授業に組み入れやすい90分×15週の章構成
- 回路だけでなく実デバイスを意識した内容
- わかりやすい解説と、豊富な図
- 授業で使える課題レポート付
当社はこれからも、業界をリードするLSIソリューションを提供していきます。

- 有明工業高等専門学校について
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福岡県大牟田市に所在する高度技術者の育成を目的とした、国立の高等教育機関です。創造性・多様性・学際性・国際性に富む実践的な高度技術者を育成する理念に基づき、毎年多くの優秀な技術者を輩出しています。
- 東芝情報システム株式会社について
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東芝グループの一員として、組込みシステム分野、LSI分野、システムインテグレーション分野、ヘルスケア分野で、お客様のニーズに最適なソリューションを提供しています。
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東芝情報システム株式会社
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