東芝情報システム株式会社、DiSTI Corporationと
日本市場での戦略的なパートナー関係を開始
2019年02月20日
東芝情報システム株式会社
東芝情報システム株式会社は、DiSTI Corporationと組込みシステム向けUI開発ツール
「GL Studio®」の販売代理店契約を締結し、日本国内への販売を開始

東芝情報システム株式会社(本社:神奈川県 川崎市、取締役社長:伊藤 壮介、以下 東芝情報システム)は、DiSTI Corporation(本社:アメリカ フロリダ州 オーランド、CEO:Joe Swinski、以下 DiSTI)と組込みシステム向けUI開発ツール「GL Studio」の日本国内における販売代理店契約を締結し、2019年2月20日より販売を開始します。
「GL Studio」は、先進的で洗練された2D/3DのUIを組込みシステムに実装するためのUI開発ツールです。Boeing、Garmin、Hyundai MOBIS、Jaguar Land Rover、NASAなど、世界中の700以上の企業で5,500人以上のエンジニアに利用されています。特に安全性・信頼性が重視される分野の組込みシステムのUI開発ツールとして、多くの採用実績があります。
「GL Studio」は、さまざまな組込みシステムのプラットフォームでUIを実行するためのランタイムライブラリと、製品コンセプトからプロトタイプ、量産までの一連のワークフローを包括的にサポートするデザインツールを提供します。
「GL Studio」のランタイムライブラリは、車載機器のISO 26262 ASIL A-D、航空機器のDO-178 B/C DAL E-A、医療機器(Class II)のIEC 62304の認証を取得しており、非常に安全で信頼性が高いことが証明されています。コンパクトに実装されたOpenGLベースのランタイムライブラリは、リソースの制約がある組込み機器でも高いレンダリング性能と低いCPU負荷を実現します。「GL Studio」を採用することで、光の反射や陰影など高品位のグラフィックス表現を持つ2D/3DのUIを組込みシステムに実装して、安全に実行することができます。
「GL Studio」のデザインツールは、UIデザイナーとエンジニアの連携を強化して、UIの開発効率を最大限に高めるための機能を備えています。「GL Studio」を採用することで、製品の市場投入までの時間を大幅に短縮することができます。
- Photoshopや3ds Maxなど業界標準のデザインツールのファイルフォーマットに対応したインポータ
- 低レベルのグラフィカルコードを書く必要性を排除するネイティブのC++コードジェネレータ
- 要素のドラッグアンドドロップによりUI制御の実装を可能にするステートマシン
- 「One Touch DeploymentSM」を実現するクロスプラットフォーム環境のビルドサポート、サードパーティ製品の統合など、開発ワークフローを柔軟にカスタマイズできる設定やツール群
東芝情報システムとDiSTIは、日本国内の車載をはじめとする組込みシステム分野のお客様に「GL Studio」を提供して、魅力的なUIの実現と開発効率の向上に寄与することで、お客様の事業発展に貢献します。
- DiSTI Corporationについて
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UI開発の分野をリードするエキスパートとして、UI開発ツール「GL Studio」やVRトレーニングソリューション「VE Studio」など、UIやVRに関するソフトウェア製品やソリューションをグローバルに提供しています。
- 東芝情報システム株式会社について
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東芝グループの一員として、組込みシステム構築、LSI設計、システムインテグレーション、ヘルスケアの分野で、お客様のニーズに最適なソリューションを提供しています。
- 東芝情報システム株式会社 エンベデッドシステム事業部について
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組込みシステム構築分野において長年培ってきた豊富な経験と実績をベースに、先進運転支援システムなどの車載機器から、鉄道や道路向け公共システムなどの社会インフラに至るまでの高度なエンベデッドソリューションを提供しています。
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東芝情報システム株式会社
営業統括部
- マーケティング担当:
- 太細(たさい)、志村
- 電話番号:
- 080-3584-3400
東芝情報システム株式会社
エンベデッドシステム事業部 営業第四部
- 営業担当:
- 井上
- 電話番号:
- 044-246-8320