マイクロ秒オーダの高速処理で低価格を実現したHILS 「M-RADSHIPS® HSE」
2015年11月17日
東芝情報システム株式会社
マイクロ秒オーダの高速処理で低価格を実現したHILS
「M-RADSHIPS® HSE」
- モータ制御/電池制御/画像処理の分野で適用可能
- 省スペース、厚さ5cm、A4サイズを実現
- レンタルサービスも開始
M-RADSHIPS® HSE 外観
(297mm×210mm×50mm)
東芝情報システム株式会社(本社:川崎市川崎区、取締役社長:栗原高明)は、リアルタイムなシミュレーションを実現するHILS(Hardware In the Loop Simulation)「M-RADSHIPS® HSE (HighSpeed Edition)」の販売およびレンタルを開始しました。
「M-RADSHIPS® HSE」は、FPU(浮動小数点ユニット)を搭載したARM Cortex-A9デュアルコアを採用し、従来製品の5倍のレスポンスを可能にしました。FPGAも搭載しており、FPGAのカスタマイズで数マイクロ秒オーダのシミュレーションも実現可能となります。従来難しかったモータ制御や高速通信、画像処理など幅広い分野で利用できます。特に、自動車関連を中心に、先進安全支援システム(ADAS)や、モータ・蓄電池制御の開発に適しています。
当社従来製品よりも価格をおさえ、低価格を実現しました。サイズは、A4サイズ・厚さ5cmで、デスクサイドなど限られたスペースで利用することができるため、一人一台の導入が容易となります。
また、「M-RADSHIPS® HSE」のレンタルも開始します。当社のモデルベース支援サービス「M-RADSHIPS® Cloud」にて提供するモデルライブラリと組合せて利用することで、初期投資を抑えたモデルベース開発が実現できます。
同製品および「M-RADSHIPS® Cloud」でのサービスを含むモデルベース開発事業で2018年までに累計20億円の売上を 目標に展開していきます。
東芝情報システムは、2015年11月18日(水)~20日(金)にパシフィコ横浜で開催される「 組込み技術展:ET2015 」にて、Ethernet AVBソリューションのデモンストレーションを行う予定です。(ブース#:C-43)
- リアルタイムシミュレータ(HILSツール) 「M-RADSHIPS」
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シンプルでコストパフォーマンスの高いシミュレータです。プロトタイプ作成、テスト用ツール(HILS)としての活用が可能です。
【東芝情報システムについて】
東芝、東芝ソリューショングループの一員として、ヘルスケア分野、組込みシステム分野、LSI分野、システムインテグレーション分野でお客様のニーズに最適なソリューションを提供しております。
詳細については本サイトをご覧ください:
https://www.tjsys.co.jp(日本語)
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