技術情報誌「Wave」
技術情報誌「Wave」 Vol.21 特集『IoTソリューション』 ( 2017.5発行 )
Vol.21 では、IoTと機械学習の融合によるプラントモデル作成、機械学習を活用したスモールスタートでの予測分析サービスなど、当社の技術力を活かしたIoTソリューションを紹介します。
また、短期利用に特化して新しい市場を生む自律型インフラレス監視システムや、GUI搭載の開発ツールを加え製品開発のさらなる容易性と効率化を提供するアナログIC「analogram」なども掲載しています。
- 1. 柔軟性と独自性でお客様を支え続けます
(取締役社長 伊藤 壮介)
特集『IoTソリューション』
※ PDFファイルは別ウィンドウで開きます。
- 3. 事業ドメインを横断するIoTソリューションの創出を
(技術マーケティング部 マーケティング・商品企画担当 部長 田中 正弘)
- 4. IoTと機械学習によるプラントモデル作成への取り組み
(エンベデッドシステム事業部 三島 隆司)
設計品質向上や開発期間短縮に貢献しているモデルベース開発ですが、数式モデルでは実際の挙動との乖離が見られる場合もあります。当社は、計測データを機械学習させることにより実測値との差異を改善、また、IoTを活用したデータ収集によって、プラントモデルの高精度化をさらに推進するサービスの提供を開始しました。プラントモデルの精度の向上により、お客様の製品のタイム・トゥ・マーケット短縮に寄与していく考えです。
- 6. ディープラーニング技術を活用したスモールスタートサービスで予測分析導入を支援
(SIソリューション事業部 鈴木 俊和)当社が提供する「分析・予測支援サービス」に、ディープラーニングの画像認識技術を応用したサービスを追加しました。製造業における製造機械設備の性能劣化や故障を早期に予測・検知することで品質改善や歩留りの向上を実現できます。「分析・予測支援サービス」は、製造業をはじめ、さまざまな分野に広がっており、当社が保有する独自技術を核に、センシングからシステム運用・ビジネス展開までを支援していきます。
ソリューション紹介
- 8. 短期利用に特化して新しい市場を生む自律型インフラレス監視システム
(エンベデッドシステム事業部 成田 武司)これまで画像認識の技術と知見を高めてきた当社ですが、現在は、物体検知と距離計測の2要素を組み合わせたインフラや工事の不要な監視システムを開発しています。当社のIPや保有技術を駆使したこの監視システムは、これまで監視を行えなかったお客様にとってもすぐに監視を可能とする、新たな市場の創出を図れるものです。2017年7月末の製品化に向け、システムのブラッシュアップとビジネス具体化を進めています。
- 10. アナログIC「analogram」にGUI搭載の開発ツールを加え製品開発のさらなる容易性と効率化を提供
(LSIソリューション事業部 尾見 克之)当社が開発した「analogram」(アナログラム)は、アナログ回路を含むシステム設計において、FPGAでは構成できない任意のアナログ回路を実現するアナログ版FPGAとも言えるものです。昨秋には評価版をリリースし、多くのお客様が試用中です。このたび、PC上で回路を構成しアナログICを作製できる開発ツールに、回路をイメージしやすいGUIを搭載しました。より幅広い分野でanalogramを活用いただけるよう拡販活動を進めていきます。
コラム
- 12. Focus On
データサイエンスへの取り組み - 13. ひと (PERSON)
チーム全体の高い意識でお客様との信頼関係を構築
一括ダウンロード
- all 上記全ページを一括ダウンロードできます