東芝情報システム、長崎大学CAMRISと連携し 女子学生向け半導体ワークショップを開催 ものづくり体験を通じて、半導体への関心を育む
2026年09月17日
東芝情報システム株式会社
東芝情報システム、長崎大学CAMRISと連携し
女子学生向け半導体ワークショップを開催
ものづくり体験を通じて、半導体への関心を育む
― 電子ピアノ製作実習で、半導体・エレクトロニクスを身近に体験 ―
東芝情報システム株式会社(本社:神奈川県川崎市、取締役社長:根本 健、以下「東芝情報システム」)は、国立大学法人長崎大学総合生産科学域の半導体人材育成組織であるマイクロデバイス総合研究センター(以下「CAMRIS」)センター長の大島多美子教授と連携し、2026年7月25日(土)、長崎大学文教キャンパスにおいて女子学生向け半導体ワークショップを開催しました。本ワークショップでは、半導体に関する基礎講義、キャリアを考えるディスカッション、半導体実習設備の見学、社員との対話会、電子ピアノ製作実習などを通じて、参加者が半導体・エレクトロニクスを身近に感じ、ものづくりの楽しさや将来の進路について考える機会を提供しました。
■長崎大学CAMRISとの連携について
<長崎大学CAMRIS>
長崎大学CAMRISは、半導体・マイクロデバイス分野の教育・研究を推進する組織です。東芝情報システムは、大学との連携を通じて半導体人材の裾野拡大に取り組んでおり、今回のワークショップでは、女子学生が半導体技術に触れ、進路やキャリアを考えるきっかけとなる体験型プログラムを実施しました。
■プログラム内容
ワークショップでは、はじめに「半導体エンジニアになるまで」をテーマに講話を行いました。半導体設計に携わるロジックエンジニアの仕事内容をはじめ、画像処理技術に関わる業務経験や、プロジェクションマッピングを実現するまでの試行錯誤を紹介し、エンジニアとして働く姿を具体的に伝えました。また、高校で学ぶ数学の知識が、半導体や電子回路、映像表現、ものづくりの現場とどのようにつながっているのかを事例を交えて説明しました。その後、半導体の基礎講義、半導体業界における女性の活躍推進をテーマとしたディスカッション、長崎大学内にある半導体実習設備の見学、社員との対話会、アナログ半導体の講義、電子ピアノ製作実習を実施しました。高校生から大学院生まで、電気電子に限らず化学や機械など多様な学部・学年の参加者が、半導体の仕組みや設計業務、ものづくりの面白さに触れ、半導体への理解と関心を深めました。
長崎大学内の半導体実習設備を見学(2027年春稼働予定)
社員との対話会では、LSI設計の現場で直面する課題や、その解決に向けた考え方・進め方について、参加者から実務に踏み込んだ質問が寄せられました。また、大学での学びが将来の仕事にどのようにつながるのか、理系分野で働くうえで必要な姿勢やスキルは何かといったキャリアに関する質問のほか、高校生・大学生それぞれの立場から進路選択や学び方に関する相談もありました。社員は自身の経験を交えながら回答し、参加者と社員が率直に意見を交わす双方向の交流の場となりました。参加者からは、半導体設計の仕事をより身近に感じられた、進路を考えるうえで参考になったといった感想が寄せられました。特に高校生からは、理系や工学部電気電子学科への進学に対する不安が和らいだとの声もあり、将来の進路を前向きに考えるきっかけとなりました。
電子ピアノ製作実習では、身近な「音」を題材に、音の高さと周波数の関係や、周波数に応じた抵抗値の求め方、電子回路によって音階を作り出す仕組みを学びました。当日は、社員がサポートするとともに、大学院生が大学生に、大学生が高校生に教えるなど、参加者同士が学び合いながら和やかな雰囲気の中で作業を進めました。また、回路が完成しても思い通りに動かないことがあるアナログ回路ならではの特性にも直面し、原因を考えながら確認・修正を重ねることで、実際の業務に近い試行錯誤を体験しました。参加者からは、音が鳴ったときの達成感や、抵抗値の違いによって音階が変わる仕組みを体感できたことへの驚きの声が聞かれました。
電子ピアノ製作実習風景
参加者からは、理系や半導体に関心を持つ女子学生が一堂に集まり、同じ関心を持つ学生同士で学び合い、対話できたことが新鮮で楽しかったという感想も寄せられました。本ワークショップは、参加者が半導体やエレクトロニクスを身近に感じるとともに、進路や将来のキャリアについて考える有意義な機会となりました。
■今後の取り組み
半導体は、スマートフォン、自動車、医療機器、産業機器、生成AIなど、現代社会を支える幅広い分野で不可欠な役割を担っています。デジタル化の進展に伴い、半導体技術の重要性が一層高まる中、次世代を担う半導体人材の育成と、多様な人材が半導体分野に関心を持つための機会づくりが求められています。 東芝情報システムは、今後も長崎大学をはじめとする教育機関と連携し、半導体に関する情報発信や体験型教育の機会創出に取り組んでまいります。今回のワークショップで得られた知見を活かし、女子学生を含む多様な学生が半導体・エレクトロニクスに触れ、ものづくりの魅力を体感しながら、将来の進路選択の幅を広げられるよう継続的に支援してまいります。
■国立大学法人 長崎大学について
長崎大学は、長崎県長崎市に所在する国立大学です。多様な学問分野を有し、地域社会および国際社会に貢献する教育・研究を推進しています。工学分野では、半導体・マイクロデバイス関連の教育・研究にも取り組んでおり、CAMRISを通じて半導体人材育成に関する活動を進めています。
■CAMRISに関するお問い合わせ先
長崎大学 総合生産科学域事務部総務課(総務)
電話番号:095-800-4101 E-mail︓sgsosoumu@ml.nagasaki-u.ac.jp
■東芝情報システム株式会社について
東芝情報システムは、LSI分野および組込みシステム分野を中心に、お客様のニーズに応じたソリューションを提供しています。
詳細は以下のウェブサイトをご覧ください:https://www.tjsys.co.jp(日本語)
■本件に関する報道関係からのお問い合わせ先
東芝情報システム株式会社 技術統括部 広報担当
電話番号:080-9466-7524 E-mail:TJinfoweb@ml.toshiba.co.jp
※本ニュースリリースに記載されている大学名や会社名、製品名は、各教育機関、各社の商標、または登録商標として使用している場合があります。