東芝情報システム株式会社

オペレーティングシステム(OS)

μITRON 4.0 「UDEOS4」

μITRON 4.0 「UDEOS4」 概要

UDEOS4 ロゴ

UDEOS4Unified Development Environment Operating System for μITRON4.0)は、 μITRON4.0仕様 に準拠した組込み向けのリアルタイムOSです。 μITRON4.0仕様のスタンダードプロファイルに準拠したコンパクトモデルスタンダードモデルおよび機能拡張モデルの3種類を用意しています。

スマートコミュニティへの取り組み

スマートコミュニティのセンサー需要に対応した高速・省メモリのRTOS「UDEOS4/Lite」を開発

省エネルギーと快適性を両立した街づくりを目指したスマートコミュニティでは、さまざまなエネルギー情報を収集するセンサーの役割が重要なものとなります。当社は、スマートコミュニティを陰で支えるセンサーに着目し、高速・省メモリ化をテーマにしたμITRON4.0仕様準拠のRTOS(リアルタイムOS)、「UDEOS4/Lite」を開発しました。センサー分野で必要とされる省電力機能の追加・強化を図ります。

モデル

コンパクトモデル(UDEOS4/Lite)

OSレス環境で開発を行っているお客様にとって、RTOS導入のインパクトを低減するために、スタンダードモデルをベースとし更なる軽量化と高速化を実現したモデルとなります。割り込み処理においてはOSレス環境と同等の起動/終了時間となるよう、OS(ソフトウェア)を経由することなくハンドラを起動することを可能としました。また、タスクのスケジューリングに機能を絞り込む(タスク起動、終了、セマフォ、イベントフラグ、アラーム、周期ハンドラ)ことで、搭載メモリの少ないCortex-M0でも十分にご使用いただけるフットプリントとなっています。本モデルはCortex-M3Cortex-M0に対応しています。

UDEOS4/Lite:コンパクトモデル、UDEOS4/Cortex-M3:スタンダードモデルUDEOS4/Lite:コンパクトモデル、UDEOS4/Cortex-M3:スタンダードモデル

スタンダードモデル (UDEOS4/Cortex-M3)

スタンダードモデルは、MCUの内蔵ROM/RAMだけで動作する非常にコンパクトなOSです。カーネルの最小構成で 2KB 程度*1の ROM容量で動作します。また、40MHz動作時に 3~4us 程度の割込み応答性があり、高速に動作します。本モデルでは、 Cortex-M3 に対応しています。

*1 ROM容量は、カーネルのみのサイズです。サイズは条件によって異なります。

機能拡張モデル (UDEOS4/ARM)

機能拡張モデルは、μITRON4.0仕様のスタンダードプロファイルに準拠し、さらに 機能を拡張したフルセットに相当するOSです。これにより、アプリケーションに 応じて機能の選択の幅が広がります。本モデルでは、 ARM9/ARM11 に対応しています。

表は左右にスクロールできます
モデル毎の対応機能
モデル機能拡張モデルスタンダードモデルコンパクトモデル
タスク管理機能
タスク付属同期機能
タスク例外処理機能 ×
同期・通信機能
拡張同期・通信機能 ×
メモリプール管理機能 ×
時間管理機能
システム状態管理機能
割り込み管理機能
システム構成管理機能
動的生成機能 × ×

○:サポート、△:一部サポート、×:未サポート

機能

OSのイベントトレース機能

割込み、CPU例外、ディスパッチ、システムコールの発行などのイベントをメモリに記録する機能です。アプリケーションが正しく動作していない場合に、問題点の解析に役立ちます。

イベントトレース機能

スタックオーバーフロー検出機能

タスクの切り替え時や割込みサービスルーチン終了時に、スタックがオーバーフローしていないかチェックする機能です。

タスクスタックの共有機能

μITRON4.0仕様の自動車プロファイル(制約タスク)をサポートしています。複数のタスク間でスタックを共通することが可能なため、システムで消費するRAMを削減することが可能です。ただし、制約タスクでは待ち状態に入ることができない、優先度を変更できないなどの制約があります。

タスクスタック共有機能

コンフィグレーション機能

テキストベースでタスクやオブジェクトなどの登録が可能です。

コンフィグレーション機能

開発環境

表は左右にスクロールできます
開発環境
モデル開発環境
コンパクトモデル 開発環境統合開発環境Embedded Workbench(IAR)
スタンダードモデル 開発環境統合開発環境Embedded Workbench(IAR)
統合開発環境 μVision IDE(KEIL)
機能拡張モデル 統合開発環境RVDS(RealView Development Suite)(ARM)

対応CPU

表は左右にスクロールできます
対応CPU
モデルCPUコアCPUシリーズ
コンパクトモデル Cortex-M0 LPC1127 (NXPセミコンダクターズ)
Cortex-M3 TMPM330、TMPM364、TMPM380 (東芝)
スタンダードモデル Cortex-M4 Kinetis K60 (フリースケール・セミコンダクタ)
Cortex-M3 TMPM330、TMPM364、TMPM380 (東芝)
STM32F103 (STマイクロエレクトロニクス)
STM32F103 MB9BF506R (富士通)
機能拡張モデル ARM9 ARM926EJ-S
ARM11 ARM1156F2F-S

評価用ライセンスの提供

下記の評価キットをご利用している方には、機能を限定したOSの評価版無償で提供しております。
ご希望の方は、下記「お問い合わせ」までご連絡ください。

  • IAR社 TMPM330評価キット(KSK-TMPM330-TPL)

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