1.1. TCO削減効果を最大化
お客様のシステム構築における TCO (Total Cost of Ownership, 総保有コスト) 削減効果を最大化するため、削減目標の設定から現状分析・把握、実装計画、実装・評価と言った段階をお客様と共に検討してまいります。
これにより、お客様にとって効果を最大限発揮するシステムを構築することができます。
1. TCO 削減の目標設定
仮想化に向けた課題をお客様からヒアリングさせて頂くと、各部門での課題や関心ごとは異なり、仮想化を実装する際には、様々な角度からの分析が必要となります。
IT レベルの実装段階に落とす前に、お客様の現状把握を始めとするデーター収集、分析が必要です。
図2 当社の主要顧客様が優先する (Total Cost of Ownership, 総保有コスト) 削減の課題
図2「当社の主要顧客様が優先する (Total Cost of Ownership, 総保有コスト) 削減の課題」 では、各部門、費用分類を 3 × 3 = 9 の課題を列挙しています。
この 9 つの課題解決の優先順位や投資対効果は図ることが大切です。
当社は、この 9 つの重み付けをお客様と一緒に検討することで「TCO 削減に対する目標設定を早期に実現できる」という経験をこれまでのビジネスから導いています。
2. 現状分析・把握
お客様システムの現状を分析・把握することは、今後のシステム構築において大変重要です。
現状の課題・問題点を解決するための製品やソリューションの選択に役立ちます。
現状把握は具体的にはアセスメントシートを用いて実施します。
図3 アセスメントシートによる現状の分析・把握
図3「アセスメントシートによる現状の分析・把握」は、お客様の IT 環境とビジネスがどの様に結び付き、年間の IT 運用の山谷が解る一覧となります。
この表を用いて IT 資源をキーとしてまとめることでサーバーなどを集約する単位を導き出したりすることに役立ちます。
アセスメントシート以外にも仮想化ベンダーからも供給されるプラン立案のツールも活用します。
当社は独自のアセスメントシートとベンダー提供ツールの両者を併用して、お客様の計画立案をお手伝いします。
3. 段階的な計画と実装
図4 現状把握と目標達成までの具体的なご提案
TCO を削減するに当たって、お客様の組織・立場に応じた様々な課題、それらを裏返した目的、目標があり、これらはアセスメントシートやツールを用いて整理することができます。
この整理された現状と目標を計画・実装するため、投資対効果を最大限に活かす方法で行う必要があります。
仮に目標が高いレベルで設定され、現状とのギャップが大きかった場合、ギャップを埋めるための投資を一気に行うのはリスクを伴います。
定義した投資額、投資内容が、本当に期待効果を産むかを検証する必要があるからです。
当社はこれまで経験したビジネスの事例から、陥りやすいの失敗事例なども踏まえ、最終目標にどのように到達するかをお客様の優先度を踏まえて、段階的な実現計画と実装を繰り返しご提案をさせて頂きます。