7. VITA のストレージ統合で問題解決
VITA (ビータ, Virtual Integration Total Architecture) を利用してストレージを統合することで、ストレージに関する問題を解決することができます。
仮想環境のバックアップ・メリット
仮想環境のバックアップには、「イメージ・レベル・バックアップ」と「ファイル・レベル・バックアップ」の2種類があります。
イメージ・レベル・バックアップ
イメージ・レベル・バックアップにより、個々の仮想マシンに対するバックアップ負荷を軽減できます。イメージ・レベル・バックアップは、個々の仮想マシンに対するバックアップ負荷を軽減できるところが利点となります。
図29 仮想環境のイメージ・レベル・バックアップ
図29「仮想環境のイメージ・レベル・バックアップ」 に示すように、イメージ・レベル・バックアップには、 VMware, Inc. の VMware Consolidated Backup (VCB) を使用します。
ファイル・システムを一旦停止し、スナップショットを取得します。それから、バックアップ・サーバーにて、取得したスナップショットをバックアップします。
ファイル・レベル・バックアップ
ファイル・レベル・バックアップにより、 データベースのオンライン・バックアップや Windows 以外の OS もバックアップできます。ファイル・レベル・バックアップは、 データベースのオンライン・バックアップや Windows 以外の OS をバックアップできます。
図30 仮想環境のファイル・レベル・バックアップ
図30「仮想環境のファイル・レベル・バックアップ」 に示すように、ファイル・レベル・バックアップには BakBone Software, Inc. の NetVault を使用します。
各仮想マシンに BakBone Software, Inc. NetVault®Backup™ Client をインストールし、 BakBone Software, Inc. NetVault®Backup™ Server に直接ファイル単位でバックアップします。この方式では、 NetVault の豊富なアプリケーション・プラグインを使用できます。
ストレージ環境管理
物理サーバーを仮想化して統合した後には、既存のファイル・サーバーなどで使用していたストレージが個別に点在することになります。このため、各アプリケーション・サーバーやファイル・サーバーに別々に接続されていたストレージを統合し、管理・運用コストの削減します。
図31 点在するファイル・サーバーをストレージ・アプライアンス・サーバーへ集約
図31「点在するファイル・サーバーをストレージ・アプライアンス・サーバーへ集約」 に示すように、点在しているファイル・サーバーをストレージ・アプライアンス・サーバーなどに集約することで、運用管理コストを低減し、ユーザーの使い勝手を向上することができます。
サーバーごとの運用状況分析や、予備容量の事前確保が不要となり、1式のストレージ装置で管理できます。