3.1. 東芝情報システム 第三者検証技術標準

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東芝情報システム 第三者検証技術標準 は、弊社が作成した 第三者検証サービス (テスティング・サービス) に関する技術標準文書です。検証技術の標準化と、検証技術の向上を目的として作成されました。

この技術標準には、テスト概要・進め方テスト作成文書テスト技法・手法テストツールを調査した結果がまとめられています。弊社の 第三者検証サービス (テスティング・サービス) では、この技術標準に沿って検証作業を進めます。これにより、抜けのない、効率的、かつ、効果的なサービスを提供します。

 

東芝情報システム 第三者検証技術標準の概略

図8 東芝情報システム 第三者検証技術標準の概略


テスト概要・進め方

テストの基本的な流れについて定義しました。また、これに加えて、W モデルの各テストレベルと、テスト工程 (プロセス) における作業内容についても記述しました。これをガイドとして、お客様との合意をとりつつ、抜けのない適切な検証作業を実施します。

参考.  W モデル , 「ソフトウェア検証サービスのテスト工程 (プロセス) と主要成果物」

テスト作成文書

テストさいに作成する文書を定義し、テンプレートを作成しました。テンプレートは、IEEE 829 を基に作成したテンプレートに加え、弊社のテスト実務経験に基づきカスタマイズしたテンプレートを追加しました。これらのテンプレートを使用して文書を作成し、正確な記録を残すことで、誤りのない判定・評価をくだすことができます。

表2 テスト作成文書 (東芝情報システム 第三者検証技術標準より一部抜粋)
No.文書名概要備考

1

テスト計画書

対象テストの狙い、戦略、リソース、スケジュールなどを記述する。

IEEE 829 の規定文書。

2

テスト設計仕様書

テスト対象のテスト条件、具体化されたテスト戦略、テスト環境などを記述する。

3

テストケース仕様書

個々のテストケースの目的、入力、期待値、実行前条件、実行後の状態などを記述する。

4

テスト手順仕様書

テストの実行のための一連の手順を記述する。

5

テストログ

テスト実行中の作業内容の履歴を記録する。

6

テスト不具合レポート

テスト中の不具合の概要、影響範囲などを記述する。

7

テストサマリーレポート

実行したテストの結果、評価などの概要を記述する。テスト完了基準を満たしているかも記述する。

8

テスト結果表

テストケース ごとに個別テスト合否基準、結果、判定を記述する。

テストサマリーレポートの補助表。

9

テスト不具合一覧表

テスト不具合レポートを一覧表にしたもの。

10

テスト作業完了報告書

実施したテストの反省点、改良点、テストで作成した文書の一覧、次回のテスト担当への引き継ぎ事項などを記述する。

 

参考.  「IEEE 829 — テストを実施するさいのドキュメント・テンプレート」

テスト技法・手法

テストの目的や種類などに応じてテスト技法・手法を分類しました。また、 テストエンジニア としておさえておくべき数十種類の技法・手法の詳細情報も記述しています。これらの技法・手法を適切に使用し、効率的・効果的なテストを実施します。

テスト技法・手法の例.  ホワイトボックステスト (構造ベースのテスト技法), ブラックボックステスト (仕様ベースのテスト技法), 経験ベースのテスト技法, 同値分割法, 境界値分析, コードカバレッジ技法, C0/C1/C2/C3 網羅 (カバレッジ), MC/DC 網羅, デシジョンテーブル, 状態遷移図表, 2 因子網羅の組み合わせテスト, All-Pair法 (Pairwise 法), 直交表 , 信頼度成長曲線

参考.  「ソフトウェア検証サービスで使用するテスト技法・手法」 , 「自動改札機の券判定にAll-Pair法を適用した第三者検証を提供」 , 「直交表とAll-Pair法 — テスト技法」

テストツール

約 100 本のテストツール情報を種類、目的に応じて分類しました。ツール選定時のポイントについても記述しています。テストの内容、ボリューム、コストなどについて考慮し、検証作業の効率化を実現します。

テストツールの例.  PRISMY ™ : 弊社が販売するインシデント管理ツール

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