リアルタイムシミュレータ(HILSツール)
M-RADSHIPSは、当社が開発したリアルタイムシミュレータです。MATLAB/Simulinkで開発したモデルをリアルタイムに実際の信号をシミュレートさせることができます。様々な制御信号をリアルタイムで取り扱うことができ、設計確認に向けたプロトタイプ作成(Rapid Prototyping)やテスト用ツール(HILS)としての活用が可能になります。
M-RADSHIPSとは、Model-based Rapid Application Development Simple & High cost Performance Simulatorの略です。
M-RADSHIPSの特徴
- シミュレータがコンパクトであり、デスクサイドで利用可能
( W:323mm D:258mm H:134mm ) - テストシナリオは、Excel csv形式で作成、記録、実行が可能
- 様々なツールとの連携が可能(MATLAB/Simulink、CarSimなど)
M-RADSHIPS導入による効果
- M-RADSHIPS (HILS)導入により、実機が無い段階からソフトウェア検証が可能
- テストケースをデータ化することにより繰り返し検査が可能
- フォルトインジェクションによるレアケースの検証が可能となり製品の品質が向上
- テストシナリオの自動実行、繰り返し検査の簡略化による検証工数削減
- 安全に関わる検証事象をM-RADSHIPS (HILS)で代用することにより、安全上のリスクを回避
M-RADSHIPS 機能
シミュレーションプログラムの作成
- MATLAB/SimulinkまたはC言語にて作成が可能です。特別なカスタムブロックを必要としないため、MATLAB/Simulinkのバージョンに依存することなくご使用になれます。
- デバイス入出力部の設定はシンプルな構造となっているため、Excelで簡単に設定することができます。
GUIアプリケーション
GUI開発の為の部品を提供し、お客様ではVB.NET2008を使用して簡単にGUI開発が可能です。
テストシナリオ作成機能
GUIにて操作した内容を自動的に記録し、テストシナリオとして再利用することが可能です。記録したシナリオは、CSV形式ですので、Excelを用いて簡単に変更/修正を加えることができます。この機能を活用し下記のような手順でテストシナリオのバリエーションを増やすことも簡単にできます。
(1)GUI操作にて、テストシナリオをリアルタイム入力(自動記録)します。
(2)Excelにて自動記録したテストシナリオデータを整えます。(値や時間を扱いやすい値にそろえる)
(3)(2)のテストシナリオデータをベースとして、タイミングの変更、値の変更を行う。
また、テストシナリオを連続で実行する機能もありますので、上記手順にて作成された複数のテストシナリオを、連続実行することが可能です。実行された結果は、ログとして保存されますので、連続実行後、データ解析ツールを使って、テスト結果を解析することが可能です。
M-RADSHIPS構成
M-RADSHIPS(ハードウェア構成)
シミュレータ
シミュレータは、2種類のCPUを用意しております。
- M-RADSHIPS Lite Edition
- CPUは、Pentium Mを搭載
- M-RADSHIPS Standard Edition
- CPUは、Core2Duoを搭載
入出力ボード
- DIOボード(デジタルI/O)
- AD/DAボード(Analog to Digital変換/Digital to Analog変換)
- PCボード(プログラマブルカウンタ)
- CANボード(CANインタフェース)
- リレーボード
- シリアルボード
入出力ボードの仕様については、M-RADSHIPS製品構成表をご参照ください。また、構成表に記載の無いボードについては、お問い合わせください。
インタフェースBOX
お客様の機器の信号レベルをシミュレータ本体の信号レベルに相互変換するための変換器です。
M-RADSHIPS(ソフトウェア構成)
開発キット(M-RADSHIPS Development Tool Kit)
- M-RADSHIPSを使用したリアルタイムシミュレーションを実行することができます。
- リアルタイムアプリケーションのビルド(コンパイル)を行うことができます。
- GUIを作成するためのGUI作成用標準コントロールを提供します。
汎用シミュレータ
汎用シミュレータは、スイッチボックスの代わりに使用します。
- ホストPCから、各ボードのパラメータを設定し、シミュレータを介してコントローラに設定し、動作させることができます。
- コントローラからの出力をモニタし、ホストPC上で表示することが可能です。
- コントローラやシミュレータの入出力をテストシナリオ化することが可能です。
ログ解析ツール(M-RADSHIPS Log Analyzer)
ログ解析ツールは、シミュレーションを実行した結果のログデータをグラフ化します。指定したトリガ条件に該当するポイントを検索し、表示することが可能です。
M-RADSHIPS 製品構成
| ハードウェア | 仕様 | Lite Edition 装備 | Standard Edition 装備 |
|---|---|---|---|
| シミュレータ | CPU Pentium M | ● | - |
| CPU Core2 Duo | - | ● | |
| DIOボード | 入出力64ポート 入出力5-48V |
● | ● |
| AD/DAボード | 16bit8ch入力 変換時間20us |
● | ● |
| 16bit8ch出力 変換時間5us |
● | ● | |
| 12bit8ch入力 変換時間10us(チャンネル固定時) 変換時間60us(チャンネル切替時) 12bit4ch出力 変換時間10us |
○ | ○ | |
| PCボード | カウンタ:32bit8ch fMax10MHz 高速カウンタ:32bit4ch fMax50MHz |
● | ● |
| CANボード | 高速2ch(60kbps~1Mbps) 低速2ch(40kbps~125kbps) |
● | ● |
| 高速2ch(60kbps~1Mbps) | ○ | ○ | |
| リレーボード | 8点電流制御 | ○ | ○ |
| シリアルボード | RS232C準拠2ch | ○ | ○ |
| インタフェースBOX | 信号レベル相互変換器 | ● | ● |
| ソフトウェア | 製品名 | Lite Edition 装備 | Standard Edition 装備 |
| 開発キット | M-RADSHIPS Development Tool Kit | ○ | ● |
| 汎用シミュレータ | M-RADSHIPS Simple Simulator | ● | ● |
| ログ解析ツール | M-RADSHIPS Log Analyzer | ○ | ● |
| 電池モデル | M-RADSHIPS Battery Model | ○ | ○ |
| BMSモデル | M-RADSHIPS BMS Model | ○ | ○ |
M-RADSHIPS(PDF/705KB)(別ウィンドウで開きます)
M-RADSHIPS オプション
電池オプション(電池モデル/BMSモデル)
HEMSやBEMSなどの末端に繋がる太陽光発電の蓄電、UPSやEV、HEVなどのバッテリーとして電池が使われています。そこで、モデルIPとして二次電池モデル及びBMS(Battery Management System)モデルを準備し、電池応用システムの検証としてリアルタイムシミュレーション環境を提供いたします。
電池モデル/BMSモデル
CarSimオプション
CarSimは、米国メカニカルシミュレーション社が開発した車両運動シミュレーションソフトウェアです。
様々な運転条件(アクセル、ブレーキ、ハンドル、シフト操作)や環境条件(摩擦係数や高さ変化のある道路コース、横風等)での動的な挙動を、パソコン上の簡単操作でシミュレーション解析・評価することのできるツールです。
CarSim /BikeSim /TruckSim の『独立型シミュレーションサーバー』とM-RADSHIPS を連携し、構築した車両モデルの諸元値を入替え、解析・判定・結果収集を連続で自動実行する事が出来ます。 パラメータの入れ替えや多数のバリエーション評価など、煩雑な解析業務を自動化することで、製品開発業務を効率化することが可能となります。
CarSimオプション(PDF/447KB)(別ウィンドウで開きます)
CarSim製品の詳細は、以下のサイトをご覧ください。
CarSim [(株)バーチャルメカニクス] (別ウィンドウで開きます)
関連製品
仮想ボードシミュレータVPDK [東芝ソリューション(株)] (別ウィンドウで開きます)
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